風対策
テント設営で重要なのが風対策です。
強風が吹いてテントが飛ばされたというニュースを耳にするこもありますよね。
強風のなかでテントを使用することはもちろんオススメできませんが、野外で使用することが多いテントですから、風対策を施し安全に使うことはとても大事です。
●基本の風対策「ペグ」「杭」
テントには通常「ペグ」「杭」といった地面に固定する器具がついています。
これらを使用するのは風対策の基本です。
でも、アスファルト上での使用やペグ打ちが禁止されている場所など、ペグが打てない場合もあります。そんな時の風対策をご紹介します。
●重り
ポピュラーなのは「加重プレート」や「鋳物重り」などの呼称で呼ばれる金属製の重りです。
各テントメーカーが自社のテントに合わせた製品を出しています。
これならテントの支柱のサイズなど構造を考慮した作りなので安心して使えます。
メーカーによってはこの重り用の台車を用意している場合もあります。
これなら「重い重り」を簡単に運べますね。
また、次に紹介する砂や水が必要なタイプと違い、砂や水を確保するのが難しい場所での使用に適しています。
他には水や砂を利用する重りもあります。
こちらは砂袋やウォーターバッグ、水ウェイトなどの呼称で呼ばれています。
これらの長所は必要な時だけ水や砂を入れて使用し、それ以外の時には中身を捨てられるので持ち運びが軽く、収納がコンパクトなことがあります。
砂浜で開催されるビーチバレーの関係者テントなんていうシチュエーションなら水も砂も沢山あるのでこちらがおすすめです。
ただ、管理はしっかり行いたいですね。
次回使用時にウォーターバッグがカビていたなんていうことにならないように、水を捨てたあとはしっかり乾かしてから保管しましょう。
ちなみに、風速10m/sになったら絶対にテントを使用しないでください。
風速10m/sってどんな状況か。
これです→【樹木が激しく揺れ、電線などがびゅうびゅう鳴る。雨傘が壊れる。】
もう一度いいます。
この状態になったら絶対にテントを使用しないでください。
絶対ダメ!です。
もちろんこれより風が弱くても使用を控えた方がいい場合はあります。
安全に使用する。これは鉄則です。
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