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かんたんてんと キングサイズ 取扱説明書

対象商品

KA/9W、KA/10W、KA/11W

梱包内容

本体フレーム(×1)、本体収納バック(×1)、天幕(×1)、 天幕収納袋(×1)、ペグ(×8)※KA-10W,KA-11Wは×10、ペグ収納袋(×1)、ロープ<×4>、六角レンチ(×2)、 ワイヤーブレス(×4)※KA-11Wは×8

安全にお使いいただくために、ご使用前に本ページをよくお読みの上、掲げる使用方法に従い、末永くご愛用くださいますようお願い申し上げます。

キングサイズテント

本品を安全にお使いいただくために、下記の要領を必ずお守りください。

なお、誤った取扱方法や使用状況、また改造等による破損・損害・事故、および経年劣化による各部の劣化・損傷・サビや腐食の発生につきましては、責任を負いかねますのでご了承ください。

安全上のご注意

シグナルマークの定義

この指示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重症を負う可能性が想定される内容を示しています。

この指示を無視して誤った取り扱いをすると、人が障害を負う可能性、および物的損害が発生する可能性が想定される内容を示しています。

使用条件

本品のフレームには、右図のような警告ラベルが貼り付けられています。
警告ラベルの貼り付け箇所を確認し、要項を守ってご使用ください。
また、万一警告ラベルが剥がれてしまった場合は、ラベルをご購入いただき、再度貼り付けてください。

警告ラベル

使用条件

使用環境

1.大雨・強風・突風・雪・雷などの天候不順時、または設営期間中にそれが予想される場合には危険ですので使用しないでください。 テント本体が倒れたり、飛ばされたり、水が溜まる恐れがある上、人が傷害を負ったり、物を破損させる原因となります。 また、降雪時には雪が積もり倒壊する恐れがありますので使用しないでください。

2.使い勝手を良くする為、天幕には軽量で薄手の生地を使用しております。 その為、過度の負担がかかる環境での設置や使用方法によりテントの寿命を著しく縮める場合がございますのでご了承ください。

用途

3.本品を常設用として使用しないでください。本品は、一時的かつ簡易的に使用することを目的とした構造となっているため、常設用として使用した場合、思わぬ事故につながる可能性があります。また、簡易目的用とした構造のため、完全な雨除けとしてはご利用いただけません。縫製部分より水が入る可能性がありますのでご了承ください。

4.本品を改造したり加工したりしないでください。改造・加工による本体の倒壊や、人が傷害を負ったり、物を破損させる恐れがあります。

5.本品には、絶対登らないでください。また、ぶら下がったり、物を吊るしたりする等、過度の負担を掛けるような行為はしないでください。倒壊や破損につながり非常に危険です。

取扱上の注意

6.設営時にはテントが水平になるように設置し、必ず「ロープ」と「ペグ」、または別売りの「砂袋」「加重プレート」「ウォーターウェイト」等でテント支柱を固定し、はりづなをしっかりと取り付けてください。また、固定した後も、突風による本体の倒壊や、人が傷害を負ったり、物を破損させる恐れがあります。

7.本品を仕様の際は、無人で放置しないでください。思わぬ事故につながる恐れがあります。

8.本品に電源や火気類を近づけないでください。フレームには金属を使用しており、感電の危険があります。また、天幕の素材には、難燃性のポリエステルを使用しておりますが、破損や火災発生の原因となります。

9.ご使用の前に、本取扱説明書を理解していただいた上で、必ず一度組み立てテストを行なってください。その際、付属品の不足、不良等が発見された場合は、お求めになった販売店へお申し付けください。また本テントの使用、保管はお客様にて管理してください。当社では一切責任を負いかねますので予めご了承ください。

10.設営前に、設営場所が本取扱説明書の使用条件を満たしていることをご確認ください。

11.設営・収納作業時には、トラス部分(ジャバラ状の骨組み)、スライド部分、ストッパー部分に手や指をはさむ恐れがありますので、作業時は軍手等を着用し、ケガや事故のないよう十分に注意しながら作業を行なってください。

12.設営・収納作業は安全のため、必ず大人2人以上で行なってください。また、フレームを設営・撤収する際は負荷が掛かりますので、無理せずゆっくり行なってください。変形や破損する恐れがあります。

13.本品は、鉄・アルミパイプを使用しているため、足元に落としたり、手や指をはさむと大変危険です。取り扱いには十分にご注意ください。

14.テントは、たるみがなく「ピン」と張った状態で使用し、天幕に水が溜まらないよう十分に注意してください。天幕に水が溜まりますと、天幕の寿命を縮める他、フレームが曲がったり倒壊の危険があります。

テントの組み立て方法

※写真は「KA/8W」を例に説明しています。テントの大きさや形状に違いはありますが、他の規格品も組立て手順は同じです。なお、各部の名称は下部の「各部の名称」を参照してください。

四隅のアウターレッグを持ち、少し浮かせながら左右に広げます。 <注意>フレームが引っ掛かっている場合がございますので、無理に広げないでください。
中央のアウターレッグの左右にあるトラスバー下側V字部分を持ち上げながら、外側に引っ張り、本体フレームを半ばまで広げます。<注意>ピークルポールがピークストップから抜けていると、フレームは開きません。差し込まれているのを確認してください。
天幕を袋から出し、本体フレームにかぶせ、天幕と四隅のアウターレッグのマジックテープを合わせます。
トラスバー下側のV字部分を持ち上げながら、さらに外側へ引っ張り、本体フレームを最大まで広げます。
四隅の天幕を少しめくり上げ、アウターレッグにあるすべてのスライダーJ2Pを、「バチン」と音がするまで押し上げます。ロックがかかりにくい場合は天幕の角を一度外してから押し上げてください。<注意>手や指をはさまないようご注意ください。
四隅の天幕をめくり上げた状態で、四隅のアウターキャップJ2Pのワイヤーホールにワイヤーブレスの連結具・A(ターンバックルがついてない方)を差し込みます。次にピークストップJのワイヤーホールにワイヤーブレス連結具・Bを差し込みます。4本のワイヤーブレスを取り付けたら、ターンバックルをまわしてワイヤーを締め付けます。詳しくは「ワイヤーブレスの取付方法」をご覧ください。
【6】でめくり上げた天幕を戻し、天幕とアウターレッグの四隅のマジックテープを固定させます。なお中央2本のアウターレッグはマジックテープを巻き付けて固定します。
天幕の裏側についているすべての紐をトラスバーに結びつけます。<注意>紐は必ず全て結んでください。紐を結ばないと万が一の降雨時に、天幕に雨が溜まり、フレームが倒壊するなどの危険があります。
ベース部(パッド)を足で踏みながら、両端のあ歌レッグのロックアジャスターJに付属している「ロックレバー」が解除になっている事を確認した上(写真1)で、高さ調節レバーを押し込みながら(写真2)アウターレッグを伸ばします。<注意>ず一辺に並んだアウターレッグを同時に持ち上げてください。ロックレバーのON-OFFの表示範囲を超えて回すと、破損する恐れがございますのでご注意ください。
反対側のアウターレッグも同様に伸ばします。※尚、テントの高さはロックアジャスターJの高さ調整レバーを押しながらアウターレッグを持ち上げ、伸ばすことで、3~5段階のお好みの高さに調整することができます。<注意>脚はすべて同じ長さ(水平)に揃えてください。
ピークストップの下についているダイヤルを回して、天幕の張り具合を調整します。<注意>テントは、たるみなく「ピン」と張った状態にセットしてください。

ここまで完成した時点で、次の事項を確認してください。

●天幕が破れている、フレームが曲がっている等の異常のある箇所はないですか?
●天幕と本体フレームのマジックテープの貼り付き具合は弱くないですか?
●天幕はたるみなく「ピン」と張れていますか?雨水が溜まりそうではありませんか?
●本体フレームの各ストッパーがきちんと固定されていますか?

異常のある場合はテントの使用を中止してください。
また対応につきましてはお求めになった販売店へお問い合せください。

テントを固定する

天幕の四隅にあるプラスチックの留め具にしっかりとロープを結び、ペグをテントの対角線上にしっかり根本まで打ち込みます。 四隅以外のアウターレッグには、ペース部の穴へ直接ペグを打ちます。

ペグで固定

ロープを張るスペースがない場合

ロープを貼れるだけのスペースが無い場合は、ベース部(パッド)の穴に、直接ペグをしっかり打ち込みます。

ペグで固定

固い地面や風邪対策に

地面が固くペグを使用できない場合、またペグとの併用で風邪対策用に、「加重プレート」「砂袋」「ウォーターウェイト」等の別売オプション品をご利用ください。

ペグで固定

強風などに煽られ、固定したペグやロープ、ウエイトが外れてしまい事故が起こる恐れがあります。風邪対策用のウエイトを併用した場合でもけして過信はせず、悪天候時や天候の悪化が予想される場合、また突風が起こる可能性のある時は、テントの使用を中止してください。

ワイヤーブレスの取付方法

ワイヤーブレスが4本あることを確認後、四隅の天幕を少しめくり上げ、アウターキャップJ2Pにあいているワイヤーホールにワイヤーブレス連結具Aを差し込みます。残りの四隅のアウターキャップも同じように差し込みます
ピークストップのワイヤーホールにワイヤーブレス連結具Bを差し込みます。
ターンバックルをまわしてワイヤーブレスが「ピン」と張るまで締め付けます。 キングテント使用時は、必ずワイヤーブレスを取付けて、本体フレームを補強してください。テント収納時はワイヤーブレスを必ず取り外して収納してください。取り付けたまま収納いたしますと天幕やフレームを傷つける恐れがあります。

各部の名称

各部の名称

テントを収納する

1

ロープ先端に取り付けたペグ、またはバッドに打ち付けたペグをすべて抜き取ります。尚、風邪対策用品(加重プレート等のオプション品)をご使用の場合、ペグと併用してご使用の場合はこれを取り外します。

2

ロックアジャスターJ(下図・各部の名称参照)を押して、アウターレッグを一番下までスライドさせます。

● アウターレッグとインナーレッグの連結部で手や指をはさむ恐れがあります。インナーレッグに触れないよう、アウターレッグの下部(スライダーJ2P[もしくはJ3P]から下)をしっかり持ち、ロックアジャスターJのロックが解除になっていることを確認した上で、ロックアジャスターJの高さ調整レバーを押し込み、ゆっくりと長さを縮めてください。
● バランスを崩してテントが倒れる恐れがあります。アウターレッグをスライドさせる際は、必ず四隅以外(中央の2本)から先に縮めていき、一辺に並んだ2本の脚を同時に縮めてください。

3

天幕に結んだロープをほどき、天幕内側の紐とロープを外します。

● 天幕内側の紐は必ず外してください。天幕を破損したり、紐の劣化を早める原因となります。

4

四隅の天幕を少しめくり上げ、ロックピン(下図、各部の名称参照)すべてを引いて、ロックを解除してください。

● スライダーJ2PもしくはJ3Pにより手や指をはさむ恐れがあります。しっかりトラスバーを押さえ、ロックを解除してください。

5

マジックテープで固定された箇所をすべてはがし、天幕を取り外します。
※天幕は取り外して収納することで、摩擦による傷みも少なくなり、長持ちします。

6

トラスバー下側のV字部分を持って、本体フレームを浮かせながらゆっくりと縮めてゆき、最後はアウターレッグをもって縮めます。

● トラスバー、アウターレッグ等により手や指をはさむ恐れがあります。本体フレームを縮める際は、十分に注意を払いゆっくりと作業してください。

7

本体フレームは本体収納バック、天幕を天幕収納袋に収納し、付属品の数を確認してください。

メンテナンスについて

1

使用後は天幕と本体フレームの汚れを落とし、よく乾かしてから収納してください。天幕の汚れがひどくなると美観を損なう上、耐候性・耐久性も悪くなります。また定期的に中性洗剤の希釈水を使って汚れやクスミを拭き取り、天幕や本体フレームに洗剤が残らないように濡れ雑巾等で拭き仕上げをしてください。(シンナーやアルコール類は素材や生地を傷める原因となるので絶対に使用しないでください。)

2

塗装部のはがれやサビを発見した場合は、市販の補修用品で早期に塗装、補修を行ってください。

3

ボトル各部やネジ等、緩みがないか定期的にチェックを行い、緩みを見つけた場合は付属の六角レンチ等で締めつけてください。その際、締めすぎますと、ネジがからまわりして壊れるおそれがありますので、適度にしめてください。

4

天幕などの生地製品は経年劣化してきます。防水加工も低下しますので、市販の防水スプレーや目止剤を使い、定期的に塗布することをお勧めします。天幕単品をお求めの場合は、別途お見積りいたします。詳しくは、お求めになった販売店へお問い合わせください。

5

天幕を濡れた状態や高温多湿な場所に長期保管されると、色うつりや、ひっついたりする事がございます。定期的に広げてメンテナンスを行ってください。

保管場所について

本品を保管の際は、直射日光を避け、雨のあたらないような風通しの良い湿気の少ない場所に保管してください。